2010年6月5日土曜日

SOUPを観て想ったこと

昨日は、CANAが今年からSWCと始めたユニット、SOUPの新作SHOWを見に、男女比1:9のGIRLS COLLECTION 2010 @BIG CATに行って来た。

SOUPのSHOWを見れただけで、お世辞抜きで昨日は行って良かった。

もう何年も一緒に、普段からあーだこーだと作品を創り続けている仲間の、芯はずらさずの別角度からのアプローチは、PUMPKINGでは出来ない女性ならではの、それは繊細で美しい空間、作品だったわけで、あの時間のあの一瞬だけは日常ではない、非日常的空間にいざなってもらえた。

前回の作品も今回同様に、コンセプチュアルな作品だったけれど、今回は前回と全く異なったかんじで、例えるなら、前回は印象画、今回は抽象画的な受け取り方が出来た。

何だか観ている自分が夢をみていて、目の前の空間は夢の中での光景みたいで、そこに登場する2人の無垢な少女はお互いがお互いの夢の中の登場人物、ってかんじの実像と虚像がグルグルと入り交じった空間。
ただ舞台から発信されたモノを受け取るだけで完結するんじゃなくて、そこに客席にいる自分も組み込まれて一つ成立していく。

この感覚は、普段、DANCE SHOWを観ていても、今まで感じた事の無かった新感覚でとてもフレッシュで面白いね。


振り付け同様、照明にも一貫したミニマリズムを感じれて、全体のミニマルさ加減が時間とともに心を侵していって、本当に心地よかった。

終わってからしばらくは、夢みたいな非日常空間に完全に心支配されちゃってて、お腹いっぱい満足すぎてこのまま会場を去ってしまってもいいぐらい、素敵だった。

勿論、きちんと帰らず、全チームのパフォーマンス見届けました。

GANG☆MANISHがネクスト進んだ感を凄く感じさせる作品で、観ててジンジンして鳴り止まない拍手を送りたい。

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