今年の七夕の夜は踊ってました。
『EURORA』とは、また違う新たな切り口からのPUMPKINGの表現の場。
発信。交換。寄り合い。
『PUMPKINGの公演 第1回 魂の対話』
当日は一日中雨で、足下が悪い中、沢山の方に来場してもらい、満員御礼。
本当にありがとうございました。
2011年3月11日
大量生産大量消費を一つのスローガンに成長してきたこの国は、この日を境に、
その絶対的だと妄信されてきた安全神話と共にドカンと吹っ飛びました。
映画や漫画でしか見た事が無いような風景。
映画や漫画でしか聞いた事の無いようなことが現在進行形で起こっている現在。
映画や漫画みたいに何処からかヒーローがやってこないかな、何て思いたくなる。
ウルトラマンや仮面ライダーみたいな物凄い力を持ったヒーローは何処にもいない。
ヒーローになるのは今を生きてる自分。貴方。
公演を行うにあたって、
あの日以来、それ以前でも意識してた原発、放射能ってワードは、誰かと喋れば、必ず話題に上がってくるし、毎日のようにニュースにもなる。
とても身近な存在になったと痛切に感じる。
ただ、自分は現地で実際に被災したわけではないから、究極のところ、現地でこの現実と直面して生活を続けている人達の本当のリアルな心の内側は分かってないと思うし、簡単に分かるって言える方がいたら、本当に?って疑ってだってしまう。
それでも、同じ日本に生まれた日本人として、同じ地球に生まれた地球人として、他人事じゃない自分の事として考えたい。捉えたい。向き合いたい。
必要な事は声を出してみること。
突然の巨大な、大きな大きな、とても大きな力の前に連れ去られてしまった沢山の人たち、その中でも無事でいてくれた沢山の人たちへ、祈ること。
PUMPKINGは踊る。
踊ることでしか表現出来ない、言葉を越えた”何か”があると信じているから。
終わってから、
頂いたアンケート、感想は一つ一つしっかり目を通させてもらってます。
来てくれた人、全員に何かを与える事ができたなら、本望。
少なからず、今回は全員じゃないかもしれないけど、確実に伝わっている。
読んでいて、そう感じずにはいられない。
とても繊細で重たいテーマだったけど、やってよかったと思う。
『PUMPKINGの公演』は、2ヶ月に一度のペースで開催していきます。
内容は、毎回変わっていくので、今回とはガラリと違うものになるのではと思います。
これに飽きずに、またPUMPKINGが作り出す空間、主張を覗きに来てもらえれば嬉しいです。
次回は。9月22日!
場所は変わらずLOXODONTA BLACKです。
来てくれたお客さん、スタッフで協力してくれた皆、
本当にありがとうございました。
沢山の人達の愛で舞台に上がれてることに感謝してます。
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