2011年5月11日水曜日

新月からの旅

前々日の大阪でのへそのリリパの疲れも然ることながら、昼過ぎに九条クジラウオに集合、出発。
大人数での船旅はカラオケルームが設置されていたこともあって、早い時間から延々と遊び続けて寝た。

早朝、船は福岡へと辿り着く。

今日から九州を北へ南へ、
へそとクジラウオの皆と旅する数日間が始まる。

そして、この日は新月の日。
これまでの価値観や感覚を超越、脱却する新しい何かに気づける、次へと進むための旅になると確信していた。

九州一日目は、出演はないが大分で行われているお祭り"虹のみさきまつり"
生憎の悪天候の為、小雨がぱらついたりする中でのキャンプ。
それでも、すぐ横にある海から聞こえてくる波の音を一日中聞いて、焚き火で暖をとって、アホみたいに寒い中遊んだ。
早朝は寒過ぎて、マザーティピで暖をとった。

隣に男の人がいた。
彼、イノルさんは福島から避難してきてるらしく、住んでた家は福島原発の30km圏内にあって、立入禁止区域になってしまったと。
福祉までは救援物資を個人宅に届ける仕事をしていたようで、現地の実状を話してくれた。
30km近くのところで避難している人は子供も含め、皆マスクなんかしてないとか、今なお孤立して生活してる人が沢山いるとか。
沢山の現状を話してくれた。

外が明るくなった。
さっきまでの満天の星空も綺麗だったけど、太陽は格段に美しかった。
まるでそのまま吸い込まれそうだったし、見続けると太陽が目のように見えてきた。
お天道様はいつだって見ている。

祭りはまだまだ続くし、出来ることならまだまだ居たかったけど朝がきた。
熊本へ出発だ。

熊本にて、今回ツアーをコーディネイトしてくれて一緒に回るDAIFUKUくんや、へその後発組と合流。
15人ぐらいの大所帯。

この日の熊本から福岡2DAYS、鹿児島・霧島へと続く。

自分も九州人だが、改めて九州の人間は暖かい。
行く先々で出会う人達、全てが暖かかった。

沢山の自然とヒトの暖かみに触れて、自分は何故、大阪で生活しているのか考えさせられる。
が、やはり今はまだ離れるわけにはいかない。
だからこそ、帯をビシッと締めて、今必要なことを消化して血肉にかえていかないと。

探すためじゃなく気づくための旅。
ツアーが終わって、一人になって、新しい何かに気づき始めた自分がいる。
はっきりと気づけた部分もあれば、まだ感覚だけではっきりとはしていない部分もある。


へその皆 ありがとう
momoちゃん、tossy、たいちゃん、daifukuくん ありがとう
eggくん、アンマーのママ、なおくん、PEACEジュンくん、肥後さん、ひろ兄 ありがとう
名前をあげだしたらキリがないから皆 ありがとう

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